最終更新:2012-05-31 (木) 23:59:17 (4318d)
Arduino 1.0.1
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【開発環境(IDE)】
- IDEが国際化され、複数の言語に翻訳された。国際化と日本語への翻訳をしたShigeru Kanemotoさんに感謝。その他の言語への翻訳を行ったたくさんの翻訳者にも感謝。より詳しい情報は http://arduino.cc/playground/Main/LanguagesIDE を参照のこと。
- Preferenceに言語を選択する項目を追加。デフォルトはOSのロケール。
- Arduino Leonardo (ATmega32U4)に対応する新しいアップロード処理。
- エディタのフォントサイズの設定を、シリアルモニタとメッセージコンソールにも適用。
- 変更があったファイルのみを再コンパイルすることによりスピードアップを図った(従来は毎回全ファイルを再コンパイルしていた)。
- コンソールのログファイル(stdout.txtとstderr.txt)を、IDE終了時に消去。
- ウインドウの最小サイズをより小さく。
- Find / Replaceダイアログを改良。
- ダブルクリックによる単語の選択、トリプルクリックによる行の選択をサポート。
- シリアルモニタを開くショートカットキーを押したときに、改行コードが入らないよう修正。
- アップロード時の検証(verification)を無効にできる設定項目を追加(スピードの改善)。
- Linux版にgccツールチェインを追加(既存のツールチェインを使用する場合はArduino付属のものを削除すること)。
- stk500からarduinoへのArduino Miniアップロードプロトコルを更新(オートリセットは機能しない)
【コア/ライブラリ】
- Arduino Leonardo (ATmega32U4)の公式サポート。ブートローダとコアに対するいくつかの修正を含む。
- Wire.write()にオーバーロードを追加(Wire.write(0)と記述可能に)。
- 20MHzクロック時のdelayMicroseconds()の動作を修正。
- ATmega1284P?の3つ目の外部割り込みをサポート。
- ATmega1284P?の基準電圧源に関する定数を更新。
- ATmega2560のために、リンカに --relaxフラグを追加。
- avr-gcc 4.5.1におけるEthernetライブラリのバグを修正。
- DHCPのホストネーム生成を修正。
- マイクロ秒からクロックサイクルへの変換を簡素化(pulseIn()の改善?)。
- いくつかの警告(warning)を修正。
- 先頭の文字が重複しているときのfindUntil()のバグを修正。
- pinMode()に INPUT_PULLUPオプションを追加。これにより、プルアップ抵抗を明示的に設定できる。
- 複数のUDPパケットを受信した時のバグを修正。
- Wireライブラリ(マスターモード)に、Repeated Startを発行する機能を追加。endTransmission()とrequestFrom()にブール型の引数を追加し、Stopを送る代わりにRepeated Startを送れるようにした。
- DHCPリースを更新するEthernet.maintain()を追加。
- Etehrnetを使用するスケッチがクラッシュする原因となるCLOSE_WAITバグを修正
- サーボのパルスタイミングの計算方法を修正。
- readString()関数、readStringUntil?()関数を追加。