最終更新:2010-08-16 (月) 09:34:04 (4994d)
MySQL/レプリケーション
対応バージョン
- 3.23.15〜
複製方法の種類
- 同期複製
レプリケーションを構成する全てのサーバで常に全く同じデータが保持されることが保証されますが、一方でデータの同期を取るために他のサーバの応答を待つ必要があるので、サーバの台数が多くなる程、全体の応答性が低下する可能性があります。
- 非同期複製
サーバ台数の増加によるパフォーマンスの低下はほとんどありませんが、短い時間で観測した場合、サーバ間でデータの同期が保証されないという問題があります
構成の種類
- マスタスレーブ構成
更新系のクエリを受け付けるのはマスタサーバのみで、スレーブはマスタから伝搬されたもの以外の更新処理は行いません。
- マルチマスタ構成
どのサーバでも更新系のクエリを受け付けるような構成です。
レプリケーション対象のデータベースやテーブルを特定したい場合
マスターでの制限
バイナリログに、特定のデータベースに対する変更だけを出力させる。
bin_log_do_db=xxxxx
スレーブでの制限
リレーログのうち、特定のデータベース、特定のテーブルに対する変更だけをデータに反映させる。
replicate_do_db=xxxxx replicate_do_table=xxxxx
MySQLレプリケーションを安全に利用するための10のテクニック
http://nippondanji.blogspot.com/2009/03/mysql10.html