Windows Mobile/開発
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Windows Mobileと、それの開発環境について
開発環境
.NET Compact Frameworkベースの開発
Windows Mobile上で.NET Compact Frameworkベースのアプリケーションを開発するには以下のPC環境が必要となる。
- Visual Studio 2005 Standard Edition以上のエディション
- Windows Mobile 5.0 PocketPC SDK
- Localized Windows Mobile 5.0 PocketPC Localized Emulator Image
またWindows Mobile端末には以下の環境をインストールする必要がある。(Windows Mobile 6からはプリインストールされているが、バージョンを要確認)
- .NET Compact Framework 2.0? 再頒布可能パッケージ
Direct3Dがサポートされている。
DirectShowはサポートされていないが、下記のネイティブ環境からライブラリを作成すれば可能である。
現在公開されているライブラリでは、"伊勢的新常識"にて公開されている"いまどこカメラ"のプラグイン開発パッケージに同梱されているライブラリを使用することによって、カメラのキャプチャーを実現できる。
(ちなみにCameraCaptureDialog?を使用すれば、標準シャッター画面を表示することができるが、ソフトウェア的にシャッターを切ることができない。つまりシャッターボタンを人為的に押さない限り、その状態を保持してしまう。)
ネイティブアプリケーションの開発
Windows Mobile上でネイティブアプリケーションを開発するには以下のPC環境が必要となる。
- eMbedded Visual Tools 3.0 あるいは eMbedded Visual C++ 4.0
ネイティブであるためWindowsMobile?端末側に.NET Compact Frameworkのようなフレームワークのインストールは必要ない。
DirectShowを利用することができるため、内蔵カメラからや内蔵マイクからのキャプチャが可能。
端末上でのスタンドアロンな開発(?)
Windows Mobile上で動作するインタプリタを使うことで、端末上で作成から実行までできるスクリプト環境が実現できる。
MortScript
ネットワーク系やプロセス管理、端末ステータス取得などと広い範囲にわたって網羅されている。 もちろんループや条件分岐などもあり、実用上十分な機能を持つ。
インターネット上ではそのようなスクリプトが公開されており、必要に応じて端末のブラウザからでもダウンロードできる。
ちなみにスクリプト自体は純粋なテキストファイルであるため、WindowsMobile?用の各種エディタで編集可能である。