最終更新:2009-12-06 (日) 05:58:51 (5248d)
粒子法
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MPS法:Moving Particle Semi-implicit Method
- 粒子法は東京大学/大学院/工学系研究科の越塚誠一教授が独自に開発した新しい流体解析?の手法です。
- 流体解析手法には、FDM、FEM?など多くの手法がありますが、そのほとんどがメッシュモデル?を必要とします。このため3次元の流れ解析では、ソリッドメッシュモデル生成に多くの時間を必要とします。
- また、飛沫を伴う攪拌のように、界面(水面)の大きく変化する問題は、メッシュモデルを使用した手法での解析は非常に困難なものでした。
- それに対して、粒子法 (MPS法)は、メッシュモデルの代わりに粒子モデルを導入、粒子同士の集合や離散の挙動を計算することで、流体全体の流れを計算します。これによって波の変化や飛沫の発生、液体の分裂や結合を計算可能にしました。