最終更新:2010-01-04 (月) 12:26:33 (5225d)  

JavaScript 2.0
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なんか揉めていたらしい

2000年~2003年にかけて、JavaScript 2.0 を作ろうとした動きがあったが、ネットスケープコミュニケーションズとマイクロソフトの対立でまとまらなかった。当時ネットスケープコミュニケーションズが提案していた案がアドビの ActionScript 2.0 に引き継がれ、マイクロソフトの案が JScript .NET へと引き継がれた。その後 ECMAScript 4 の策定が進められ、2006年の時点でMozilla Foundation はこれに基づいて JavaScript 2.0 を作成することを表明していた。Mozilla は ECMAScript 4 の策定にあたって Python のよさを取り込んだ案を提案しており、自身でもこれを実装している[4]。 ただその後ECMAScriptの標準化作業が、Mozilla / Adobe / Opera / Google らが推す ECMAScript 4 と、Microsoft / Yahoo! らが推す ECMAScript 3.1に事実上分裂してしまった影響から、2008年8月に大きな方針転換が有り、JavaScript 2.0のベースを策定するプロジェクトとして新たに「ECMAScript Harmony」が発足した。同プロジェクトでは ECMAScript 3.1をベースとしつつも、ECMAScript 4 に入る予定だった機能のいくつかを取り込む形で標準を策定する予定となっている。なお、ECMAScript 4 で導入された名前空間・パッケージなどの機能は導入されない。[5]

参考