最終更新:2008-01-20 (日) 03:15:07 (5940d)  

線引き法
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  • 一本の横線を引く
  • その左右の両端にそれぞれ次のものを置く。
  • 肯定的典型例(Positive Paradigm, PP)
    • 疑いなく道徳的に認められる行為の選択肢
  • 否定的典型例(Negative Paradigm, NP)
    • 疑いなく道徳的に許されない行為の選択肢
  • この両極を基準として用いて、いま問題となっている行為の選択肢(problematic case, P)が両極のどちらに近いかによって、その選択肢を評価する
  • 評価しようとしている選択肢Pの他にも、さまざまな行為の可能性(仮想例: hypothetical examples, 1,2,3…)を考える。
  • Pおよび1,2,3…をPPとNPとの類似性と相違を考慮して、線分上に並べていく。PPにより似ているものほど、PPのそばに置く。
  • 以上が完成したら、評価しようとしている選択肢がPPとNPのどちらに近いかを見る。
    • PPにより近ければその選択肢を採用することが考えられる。逆にNPに近ければ、その選択肢は再考されるべきである。