最終更新:2008-04-27 (日) 14:45:12 (5815d)
認知の歪み
Top / 認知の歪み
バーンズ,D.D.<1980>より
- 白黒思考
- ひとつのものごとを、白か黒か、100パーセントかゼロかと決めつける考え方。
- 過度な一般化
- 嫌なことがひとつあると、世の中はすべてこれだと、考える
- 心のサングラス
- 一滴のインクがコップの中の水の色を染め上げるように、ひとつの嫌な出来事にこだわって、すべての現実を暗く考えること。まるで黒いサングラス越しに世界を見るように。
- マイナス思考化
- よい出来事を無視してしまうので、日々の生活すべてが、マイナスのものになってしまう
- 結論への飛躍
- A:心の読みすぎ・・・あの人は私を嫌っているとあてずっぽうに結論し、そのことを確かめようともしない。
- B:先読み・・・ものごとがうまくいかないと予測し、それが既定事実のように考える。
- 双眼鏡トリック
- 自分の失敗や他人の成功を誇大に評価し、自分の長所や他人の欠点を過小に評価する
- 感情的理由付け
- 気分の落ち込みを、どうしようもない現実の反映と考える。「私はそう感じる。だからそれは事実だ。」
- 「べき」思考
- 「~すべきだ」あるいは「~すべきでない」という基準で行動しようとし、そうしないと処罰されるように感じる。その結果、罪の意識が高まる。他人に「べき言葉」を乱発している時には、怒り、欲求不満、恨みを感じているのだ。
- レッテル貼り
- 「過度な一般化」の極端なかたち。自分の失敗について述べる代わりに、自分にレッテルを貼る。例―「私は負け犬だ」「私は大食いの豚だ」他人の行為が自分を傷つけるとその人にレッテルを貼る。例―「あのウジ虫め」
- 過剰な責任とり
- 自分のせいではないトラブルに対し、自分が原因であるように感じる。