最終更新:2022-03-28 (月) 01:35:54 (757d)  

5GHz帯
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無線LAN

  • 5.6GHz帯?5470~5730MHz100~140ch屋外可(上空を除く)W56
    5.3GHz帯?5250~5350MHz52~64ch屋外不可W53
    5.2GHz帯?5150~5250MHz36~48ch屋外可(条件付き)J52/W52

「5GHz帯無線LANの周波数変更」に関するガイドライン

改訂の経緯

  • 2005 年 5 月から 4 つのチャネルが追加になりました。(W53: 52,56,60,64ch)
  • 従来使用していた日本国内独自の4チャネル(J52)が、諸外国で使用されているものと同じ割当の4チャネル(W52)に変更
  • 新しく追加された4チャネル(W53)とあわせて合計8チャネルが利用可能に
  • 2007 年 1 月 31 日以降は、更に 11 のチャネルが追加になりました。(W56)
    • (100,104,108,112,116,120,124,128,132,136,140ch)
    • この 11 の追加チャネルは、屋内だけでなく、屋外でも使用可能です。
  • 2019 年 7 月以降は、更にひとつのチャネル(144ch)が追加になりました。
  • 追加されたチャネル(52,56,60,64,100,104,108,112,116,120,124,128,132,136,140,144ch)の無線 LAN アクセスポイント(親機)では「DFS」「TPC?」という電波の制御機能が使用されます。
  • 追加されたチャネル(52,56,60,64,100,104,108,112,116,120,124,128,132,136,140,144ch)では、無線 LAN 端末(子機)のアドホックモードは使用できません。

IEEE 802.11ac

  • ギガビットスループットをIEEE 802.11aやIEEE 802.11nと同じ5GHz帯で提供することが規定されている。2.4GHz?は利用しない。

タイプ

J52

  • 従来(~2005/05)のタイプ (a/n)
  • IEEE 802.11a/n:34/38/42/46ch 

W52 - 5.2GHz帯

  • デュアルチャネルモード(HT40)が利用可能
  • IEEE 802.11a/n/ac :36/40/44/48ch
  • 平成30年6月から条件付で5.2GHz帯の屋外利用が可能になりました。

W53 - 5.3GHz帯

  • デュアルチャネルモード(HT40)が利用不可
  • IEEE 802.11a/n/ac :52/56/60/64ch

W56 - 5.6GHz帯

  • 屋外で利用可能
  • デュアルチャネルモード(HT40)が利用可能
  • IEEE 802.11a/n/ac :100/104/108/112/116/120/124/128/132/136/140ch
  • 最大e.i.r.pは1Wまで

レーダー

  • W53W56はレーダーを検出した場合には、使用しているチャネルを停止し、一定時間後、別のチャネルに移ります。

メモ

  • W53とW56は、端末側でアドホックモードは出来ません
  • 新しく追加されたW53(5250-5350MHz)やW56(5470-5725MHz)については、気象レーダと周波数を共用しています。
  • 無線LANアクセスポイントは、設置場所付近で気象レーダが使用している電波を自動的に検出し、その周波数を避けて運用するための機能(DFS)を装備します。
  • このため、気象レーダからの電波を受ける地域においては、無線LAN用に使えないチャネルが「1~2チャネル程度」存在します。

関連

参考