最終更新:2014-02-19 (水) 12:01:16 (3711d)  

ACPI
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Advanced Configuration and Power Interface

http://www.acpi.info/

電源管理のための枠組であるだけではなく、プラットフォームの構成要素を列挙し管理する統一された枠組

構成要素

  • ACPIハードウエアレジスタ?
  • ACPI BIOS? - ACPIテーブルを初期化
  • ACPIテーブル
    • ACPI Machine Language? (AML)

AML (ACPI Machine Language)

プラットホームから独立した中間言語列でACPI Source Language? (ASL) から生成され、これをオペレーティングシステムが解釈することで、高度な機能を実現する。木構造?の名前空間やサブルーチン呼出や繰り返しなどの制御構造を持ち、デバイスはその木構造?の名前空間の中にあるオブジェクトとして表現され、その識別の枠組に関しては、使用される識別用IDや、使用リソースの記述に使われるデータ構造等の点でPnPBIOSの特徴を受け継いでいる。

ACPIテーブル

RSDT (Root System Description Table)

  • APIC (Advanced Programmable Interrupt Controller)
  • BOOT
  • FACP? (Fixed ACPI Control Pointer)
    • FADT (Fixed ACPI Description Table)
      • DSDT (Differentrated System Description Table) - AMLで記述されたシステム上のデバイス等の情報
  • SSDT (Secondary System Description Table) - DSDTの補足として使われるAMLで記述されたデバイスなどの情報。
  • HPET
  • MCFG

XSDT

  • RSDTの64ビット対応版

システムスリープ状態

  • S0 - 通常の運用状態
  • S1? - 電力供給ON(キャッシュへの電力供給のみOFF)、チップセットへの電力供給ON
  • S2? - CPUへの電力供給OFF、チップセットへの電力供給ON
  • S3 - Suspend to RAMまたはスリープ
  • S4 - Suspend to Diskまたはハイバネーション
  • S5? - 完全なる電源断

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