最終更新:2011-03-16 (水) 04:17:00 (4790d)  

Autopwn
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Metasploitの機能のひとつ「Autopwn」はNmapの調査結果から対象のマシンに対して使用可能と思われる攻撃コードを選定し、自動的にそれらを全て実行する。実行後に対象のマシンに使用可能と判断された攻撃コードのリストがデータベースに登録される。その後、攻撃に成功した場合はデフォルトのペイロード(バインド・シェル)の実行も可能。つまりMetasploitに収録されている膨大な量の攻撃コードから対象のマシンに適したものを選択する必要がなく、合理的に侵入テストが行える。

AutopwnはMetasploitの性能を最大限に引き出す有用な機能であり、手軽に外部のサーバーを攻撃できる危険な機能ともいえる。もちろんMetasploitは自身の管理するサーバーに対する侵入テスト用フレームワークであり、自身の管理下にないサーバーを攻撃するためのものではない。

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参考