最終更新:2008-06-17 (火) 09:47:07 (3269d)  

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個別の場面で適切に倫理的判断?を行うための方法論

1.State problem.

直面している問題を明確に述べる

  • 直感的に感じたことであっても、明確に言葉あるいは文章にしてみる
    • 直感したことを直感だけで判断してはならない
  • 重要な意思決定・問題解決の第一歩は問題点の整理から

2.Check facts.

事実関係を調べる

  • あいまいな言説に基づく事実誤認を回避せよ
    • 特に、焦っているときほど事実誤認をし易い⇒精査せよ
  • 事実がはっきりすれば、何をすればよいか、という次の段階に容易に移行できる

3.Identify relevant factors.

関連する要因、関係者、ルールなどを特定する

  • 誰がその問題に関わっているか?
  • 誰がその問題と問題解決(意思決定)の影響を受けるか?
    • 目に見えない重要なステークホルダーを見落とすな!
    • この解決方法が先例となったら、将来誰にどのような影響を与えるか(時間的・空間的広がりを考えよ)
  • 関連する法規、社内規定等の“制約要因”を同定せよ

4.Develop list of options.

思いつくだけ対応案を出し、リストアップする

  • 二者択一的(あれかこれか式)に考えるのではなく、この段階では、想像力を働かせ、思いつくだけ具体案を考えてみる
  • ご自身の専門能力・知識の蓄積がこの段階で「モノを言う」
    • 専門知識・スキルに支えられての、質の高い意思決定⇒その研鑽を怠ってはならない!!

5.Test options.

選択肢を様々な視点からテストする

  • 危害テスト
    • この行動は他のものよりもたらす危害が少ないか。
  • 世間体テスト
    • 私がこの行動を取ったことが新聞で報道されたらどうなるか。
  • 自己防衛可能性テスト
    • 自分の意思決定を、公聴会や公的委員会で弁明できるか。
  • 可逆性テスト
    • 自分がその行為によって悪影響を受ける立場であったとしても、 自分はその決定を支持するか。
  • 同僚による評価テスト
    • その行為を解決策であるとして同僚に説明した場合、同僚はどのように考えるか。
  • 専門家集団による評価テスト
    • 自分が所属する専門家協会の理事会あるいは倫理担当部門は、その行為をどう考えるだろうか。
  • 所属組織による評価テスト
    • 会社の倫理担当部署あるいは顧問弁護士は、その行為をどう考えるだろうか。

6.Make a choice based on steps.

1から5までのステップを踏まえ、選択(意思決定)をする

  • 健全なバランス感覚(落としどころ感知能力ではない)が必要

7.Make a choice based on steps.

1から6までのステップを再検討し、再発防止につとめる

  • 今回のような問題に陥らないよう、ステップを再検討しながら、予防策を考える
  • 個人として、そして組織としてできることは何か、についても考える