最終更新:2008-04-27 (日) 14:45:12 (5843d)  

認知の歪み
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バーンズ,D.D.<1980>より

  • 白黒思考
    • ひとつのものごとを、白か黒か、100パーセントかゼロかと決めつける考え方。
  • 過度な一般化
    • 嫌なことがひとつあると、世の中はすべてこれだと、考える
  • 心のサングラス
    • 一滴のインクがコップの中の水の色を染め上げるように、ひとつの嫌な出来事にこだわって、すべての現実を暗く考えること。まるで黒いサングラス越しに世界を見るように。
  • マイナス思考化
    • よい出来事を無視してしまうので、日々の生活すべてが、マイナスのものになってしまう
  • 結論への飛躍
    • A:心の読みすぎ・・・あの人は私を嫌っているとあてずっぽうに結論し、そのことを確かめようともしない。
    • B:先読み・・・ものごとがうまくいかないと予測し、それが既定事実のように考える。
  • 双眼鏡トリック
    • 自分の失敗や他人の成功を誇大に評価し、自分の長所や他人の欠点を過小に評価する             
  • 感情的理由付け
    • 気分の落ち込みを、どうしようもない現実の反映と考える。「私はそう感じる。だからそれは事実だ。」        
  • 「べき」思考
    • 「~すべきだ」あるいは「~すべきでない」という基準で行動しようとし、そうしないと処罰されるように感じる。その結果、罪の意識が高まる。他人に「べき言葉」を乱発している時には、怒り、欲求不満、恨みを感じているのだ。
  • レッテル貼り
    • 「過度な一般化」の極端なかたち。自分の失敗について述べる代わりに、自分にレッテルを貼る。例―「私は負け犬だ」「私は大食いの豚だ」他人の行為が自分を傷つけるとその人にレッテルを貼る。例―「あのウジ虫め」
  • 過剰な責任とり
    • 自分のせいではないトラブルに対し、自分が原因であるように感じる。