最終更新:2022-10-06 (木) 07:14:33 (426d)
メモリ/ランク
モジュールのメモリバンク数とコンポーネント(メモリチップ)のメモリバンク数を区別する概念
概要
- メモリランクはモジュール上のメモリチップの一部または全部を使用して作成されたブロック(データ領域)です。
- ランクは64ビット幅のデータブロックです。エラー訂正コード(ECC)をサポートするシステムでは8ビットが追加され、データブロックは72ビット幅になります。
- メモリモジュールの仕組みに応じて、64ビット幅のデータ領域(ECCモジュールの場合は72ビット幅)の1、2、または4ブロックが割り当てられる場合があります。
- このブロックはシングルランク、デュアルランク、およびクアッドランクと呼ばれます。
- Crucialでは、これをモジュールラベルに1Rx4、2Rx4、2Rx8のように表記します。
- 1Rとかはランク数
- その後ろのx4はメモリチップの入出力幅。
- 1Rx4の場合、4bit*16チップ構成(64bit幅)
- 2Rx4の場合、4bit*32チップ構成(64bit*2)
- x4およびx8はメモリコンポーネント(チップ)のバンク数を示します。
- 完成品モジュールのランクは、PCB上のメモリチップの数ではなく、このバンク数によって判別されます。
- つまり、PCBの両面にチップが搭載されたモジュールはデュアルサイドとなりますが、その場合でもチップのしくみに応じてシングルランク、デュアルランク、またはクアッドランクになることがあります。
メモ
- DIMMは基本的に64bitのバス幅 (64bit単位でアクセスされる)
- メモリチップの単位のバス幅は4bitや8bitでメモリモジュールでは実装されたメモリチップをひとまとめにすることで64bitのバス幅を実現している
- この64bitにまとめられたメモリチップを1つのランクと数える。
- 1枚のDIMMに64bit幅になるDRAMのグループが1つであれば1Rank、2つであれば2Rank
メモ
- デュアルまたはクアッドランクのモジュールは、2または4個のDRAMモジュールを1個のモジュールに統合することと同じです。
- たとえば、シングルランクの4GB RDIMMモジュール4個からクアッドランクの16GB RDIMMモジュール1個に直ちに変更できます(システムが16GB RDIMMに対応している場合)。
制限
- サーバーが対応できるランク数に制限が存在する場合がある
デュアルランク?
- 2R
- DR
シングルランク?
- 1R