最終更新:2024-11-28 (木) 05:07:30 (165d)
Kconfig
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カーネルのコンフィグレーション画面に表示する内容を定義したファイル
採用
- Linux 2.5.45?
Linux 2.6
主な特徴
- 新規GUIコンフィグレータ
- Qtを用いたGUIベースのコンフィグレータが付属
- ヘルプ項目の統合
- 以前のコンフィグレータでは、ヘルプ項目がConfigure.help?という独立したファイルに格納されていましたが、Kconfigではコンフィグレーション定義ファイルに統合されました。
- 記述力の強化
- Kconfigでは、CML1とは異なった文法で設定項目を記述します。これに伴い、各項目間の依存関係を直接記述できるようになるなど、設定記述言語としての記述力の向上が図られています。
呼び出し方
- make config - 対話形式
- make menuconfig - メニュー形式
- make xconfig - Qtベース
構文
ドキュメント
- kernel.org/doc/Documentation/kbuild/kconfig-language.txt
http://www.katsuster.net/contents/jp/kconfig-language-jp.txt
type
- 基本はtristateとstring
Kconfig/bool? Kconfig/tristate Kconfig/string? Kconfig/hex? Kconfig/int?
メモ
- Kconfig/tristate - y(builtin)/m(module)/n(無効)
- Kconfig/depends? - 依存する設定
- Kconfig/select - 選択すると有効になる設定
- Kconfig/default? - 有効になっていると有効になる設定