最終更新:2022-08-15 (月) 22:58:41 (846d)  

L2CAP
Top / L2CAP

Logical Link Control and Adaptation Protocol

Bluetoothにおいて、接続する機器同士のデータ伝送路(Bluetooth Classic/論理チャンネル)を設定する通信プロトコル

仕様

定義

機能

  • パケットの送受信
  • パケットの分割・再構成
  • PSM(15bit)によって複数のデータセッションを扱える

基本

  • チャンネルと呼ばれる論理リンク
    • エンドポイントにチャンネル識別子CIDが割り振られる

動作

  • ソケットの確立やデータの送受信はL2CAPに対して行えば、通信状況と設定状態に応じて適切なパケットタイプを自動的に選択してくれる

コントロールチャンネル

  • デフォルトのACL論理トランスポート

メモ

  • もともとパケット受信確認/再送を行わないUDP的なパケット送信用 API として作られたが、Bluetooth 1.2以降では再送機能を追加してTCP的な使い方もできるよう拡張された

PDU

コネクションレス (CL)

コネクションオリエンテッド (CO)

Bluetooth Classic/レイヤ

上位

同位

下位

PSM

  • Protocol and Service Multiplexers
  • L2CAPにおけるポート番号のようなもの

割り当て済みプロトコルおよびサービスマルチプレクサの値

  • プロトコルPSM
    SDP0x0001
    RFCOMM0x0003
    TCS-BIN?0x0005
    TCS-BIN-CORDLESS?0x0007
    BNEP0x000F
    HID_Control?0x0011
    HID_Interrupt?0x0013
    UPnP0x0015
    AVCTP?0x0017
    AVDTP0x0019
    AVCTP_Browsing?0x001B
    UDI_C-Plane?0x001D
    ATT0x001F

関連

参考