最終更新:2023-08-03 (木) 00:28:25 (625d)
REST
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Representational State Transfer
狭義の意味
RESTの主な設計原則
- 「セッションなどの状態管理を行わない(やり取りされる情報はそれ自体で完結して解釈することができる)」(Webシステムでは、HTTP自体にはセッション管理の機構はない)
- 「情報を操作する命令の体系が予め定義・共有されている」(WebシステムではHTTPのGETやPOSTなどに相当)
- 「すべての情報は汎用的な構文で一意に識別される」(URLやURIに相当)
- 「情報の内部に、別の情報や(その情報の別の)状態へのリンクを含めることができる(ハイパーメディア的な書式で情報を表現する)」(HTMLやXMLに相当)
HTTPメソッド
REST では明示的に HTTP メソッドを使う必要があり、しかも HTTP プロトコルの定義どおりの方法で使う必要があります。この、REST での基本的な設計原則によって、CRUD (create、read、update、delete) 操作と HTTP メソッドとが 1 対 1 に対応付けられることになります。この対応付けに従うと、
- サーバー上にリソースを作成するためには POST を使います。
- リソースを取得するためには GET を使います。
- リソースの状態を変更、または更新するためには PUT を使います。
- リソースを除去、または削除するためには DELETE を使います。