最終更新:2011-02-06 (日) 09:24:54 (4827d)  

cvBlobsLib
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http://opencv.willowgarage.com/wiki/cvBlobsLib

ラベリング

  • OpenCV自体には(OpenCV 1.0 時点において)ラベリングを行う関数は存在しないが, OpenCV Library Wikiで紹介されている"Blob extraction library"を利用して,画像のラベリングを行うことができる. このライブラリは,MIL(Matrox Imaging Library?)における,MIL blob detection モジュールの機能を代替するものを,OpenCVを利用して実装してある. Win32環境で動作するものと,Linux環境で動作するものが,それぞれ配布されている.
  • デフォルトでは,スタティックライブラリ(.lib あるいは .a)の形式で提供されるが,ソースからダイナミックリンク(あるいは,共有)ライブラリを作成することもできる. blobとは,データベースでいうところの型ではなく,"小さな塊"という 意味で用いられている(コンピュータグラフィックスやビジョンの世界では,メタボールを表現する際に用いられたりもする). つまり,画像中から個別の小さな塊(blob)を抽出する作業(≈ラベリング) を行うためのクラスであり,以下の特徴がある(詳細は,上述のホームページを参照すること).
  • 二値画像あるいはグレースケール画像から,8近傍においてつながっている領域を抽出する.これらの領域は blob として参照される.
  • 画像中の注目オブジェクトを得るために,取得した blob 集合に対してフィルタリングを行う.この処理は,CBlobResult? の Filter メソッドによって実現される.

メモ

関連

参考