最終更新:2019-09-27 (金) 18:20:07 (1835d)
ldconfig
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動的リンカによる実行時の結合関係を設定する
configure dynamic linker run-time bindings
概要
- ldcofig は最新の共有ライブラリに対して必要なリンクを作成したり、 ライブラリをキャッシュしたりする (キャッシュは実行時リンカ ld.soかld-linux.so が用いる)。
- ライブラリは、コマンドラインや Linux/etc/ld.so.conf ファイルで指定されたディレクトリや、共有ライブラリが 通常置かれるディレクトリ (/usr/lib と /lib) から検索される。
- ldconfig は処理するライブラリのヘッダ部分とファイル名をチェックし、 どのバージョンに対してリンクを更新すべきかを判断する。
- ldconfig はライブラリを検索するときシンボリックリンクを無視する。
メモ
- ldconfig は、既に存在するファイルを調べ、real name へのシンボリックリンクとして soname 群を作成します。
- 同様にして、キャッシュファイル Linux/etc/ld.so.cache? も作成します
- ldconfigはsonameを作ってはくれるがlinker nameは作ってくれない
引数
ldconfig -v
- Verbose mode.
- Print current version number, the name of each directory as it is scanned, and any links that are created.
- Overrides quiet mode.
ldconfig -p
- Print the lists of directories and candidate libraries stored in the current cache.