最終更新:2010-03-18 (木) 11:46:19 (5150d)
バスバッファ
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入ってきたロジックレベルをそのまま出力するIC
スリーステートの特性を利用してバスに接続されたデバイスを切り離したりするのに使う。
スリーステートのバッファを用いた伝送方式?を、多数の信号源?が自由に1本の信号線を乗り降りできるという意味でバス方式という。
用途
- TTL→CMOSへのロジックレベル伝達
- CMOS/TTL出力→複数のCMOS/TTL入力へのロジックレベル伝達
- 電源電圧が違う回路からのロジックレベル伝達
- 回路保護(ラッチアップ?防止等)
- 簡易ディレイ?
- ICの出力電流が足りない時の補助
- インピーダンス変換
- バスに接続されたデバイスの切り離し
ファンアウト?
ロジックICにはファンアウト数といって、1つの出力に対して、最大何個の入力を繋ぐことができるかを示した規格があります。最近のロジックICであれば規格表に「TTLなら○○個、CMOSなら○○個まで直接駆動できます」とかいう表現でさりげなく書いてあります。ここにもしTTLに接続する際の記述がなければ、そのロジックの出力をTTLに繋ぐときはバッファが必要であると解釈した方がいいです。
74HC
参考
- http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Tachibana/9059/otasuke/lvshift.htm
- http://akademeia.info/index.php?スリーステートバッファ
- http://homepage1.nifty.com/x6/elecmake/parts/logic/logic.htm