最終更新:2009-09-16 (水) 02:08:27 (5335d)  

Application Architecture Guide
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http://www.atmarkit.co.jp/fdotnet/apparcguide/index/index.html

AAGとは何か

AAGは、.NET Frameworkを用いて構築するアプリケーションアーキテクチャ策定と設計のためのガイダンス(ドキュメント)である。AAGの概要説明文には「このガイダンスでは、アプリケーションの一般的な形態と、アプリケーションの機能を論理階層やコンポーネントやサービスに分割する方法に重点を置き、設計における主要な特徴を一通り紹介する」とある。

  • AAGはCodePlexで公開されており、HTMLやPDFで読むことができる。

AAGに書かれていること

AAGが取り扱っているのは以下のような内容である。

  • アプリケーションの標準的な内部構造:アプリケーションは論理的/物理的に多層構造にすることが多いが、その際に推奨される分け方を提示する。各層はそれぞれ役割が異なるため、実現すべき機能や選択されるテクノロジも異なる。
  • アプリケーションの種別:アプリケーションの要件に応じてアプリケーションの実装形態は異なるが、典型的なアプリケーションの形態を例として提示する。あくまで例であり、網羅的なものではない。
  • アーキテクチャ要素:設計においていくつかの選択肢が存在するような、アプリケーションごとの可変部分を明確化する。そこでは要件や制約を満たすように設計上の判断をしなければならない。
  • 品質属性:アプリケーション・アーキテクチャに影響を与えるような品質属性について考察する。
  • 原則とパターン?とベスト・プラクティス:上に挙げたような要素を前提とした推奨事項を提示する。原則とパターンとベスト・プラクティスは相互に関連している。
  • 実装テクノロジと機能範囲:マイクロソフトが提供するさまざまなテクノロジと、それが実現する機能について説明する。