最終更新:2023-06-20 (火) 02:52:25 (312d)  

USB Type-C
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2014年8月に最終仕様が策定

http://www.usb.org/developers/usbtypec/

メモ

  • USB 3.1とほぼ同時に策定
  • 24ピン

違い

  • 小型サイズ: USB 2.0 Mirco-Bに近い小型サイズとなる
  • 給電能力:Type-Cは、サブセット規格 USB PD (Power Delivery)により大きな給電能力を実現できる
  • 発展性:より高速なデータ転送を実現する将来のUSB規格にも対応できるよう設計されている
  • ユーザビリティ向上:上下の向きを気にすることなく挿入可能

端子

  • レセプタクルは一種類のみで24本の端子
  • メス (レセプタクル)
    A1A2A3A4A5A6A7A8A9A10A11A12
    GNDTX1+TX1-VBUSCC1D+D-SBU1VBUSRX2-RX2+GND
    GNDRX1+RX1-VBUSSBU2D-D+CC2VBUSTX2-TX2+GND
    B12B11B10B9B8B7B6B5B4B3B2B1
  • オス (コネクタ)
    A12A11A10A9A8A7A6A5A4A3A2A1
    GNDRX2+RX2-VBUSSBU1D-D+CC1VBUSTX1-TX1+GND
    GNDTX2+TX2-VBUSVCONNSBU2VBUSRX1-RX1+GND
    B1B2B3B4B5B6B7B8B9B10B11B12

メモ

  • プラグの仕様は高速転送が可能なFull FeaturedバージョンとUSB 2.0バージョンがあります。

USB Full Featured Type-Cケーブル

USB 2.0 Type-Cケーブル

抵抗

  • CCという配線を5Vにプルアップ
    • USB標準の電力しか出力できない場合は56kΩ
    • Type-Cの1.5A出力に対応している場合は22kΩ
    • Type-Cの3.0A出力に対応している場合は10kΩ

関連

動作

  • 従来のUSBケーブルのようにType-A、Type-Bを1本のケーブルに備えて、ホスト(母艦)側・端末(子機)側と決めるのではなく、ケーブルをつないだ機器同士で「設定チャネル」による通信を行い、これによって電源供給をする側・受ける側、あるいはオーディオなどのアクセサリモードやオルタネートモードに切り替え、最大でどれだけの電力をUSBバスに流すか、どちらに接続された機器が端末として振舞うか、あるいはアナログオーディオの出力端子として振舞うか……というような制御を切り替えるようになっています。

搭載製品

オルタネートモード

  • これを使うとコネクタ内部の接続のうち、USB 3.0互換のデータ信号線1本分~2本分までの範囲内で、別の規格のポートとして使える
  • Thunderbolt 3
  • MHL Alternative Mode?
  • DisplayPort Alternate Mode?

メモ

  • Unattached.SNK?
  • Attached.SNK?

変換アダプタ

参考