最終更新:2025-03-07 (金) 13:26:12 (115d)
I2S
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Inter-IC Sound bus
音声データ通信に用いられるシリアル通信のインタフェイス
メモ
歴史
- 1986初出
- 1996/06 - 改定 (Rev1)
- Rev3 - 2022/02
信号線
マスタークロック (オプション)
- スレーブデバイスの動作の基準となる
- 通常サンプリング周波数の整数倍 (64fsなど)
SCK
- Serial Clock
- データ転送を同期するためのクロック信号
- 例: 44.1kHz * 16ビット * 2チャンネル=1.4112MHz
WS
- Word Select
- 2チャンネルステレオにおいて、音声信号のLチャネルとRチャネルを区別するための信号。
SD
- Serial Data
- デジタル化された音声データのビット列
- 各ビットの意味や順序(MSBファースト、LSBファーストなど)は事前に設定されたプロトコル仕様に従う
- 一般的にはMSBファースト
- 右詰め/左詰め
- 普通はINかOUTのどちらか
ESP-IDF/I2S
ESP-IDF よくあるデバイス MCLK - マスター クロック ライン。スレーブ側に依存するオプションの信号であり、主に I2S スレーブ デバイスにリファレンス クロックを提供するために使用されます。 BCLK SCK ビット クロック ライン。データ ラインのビット クロック。 WS WS 単語(スロット)選択ライン。通常は、PDM モード以外では声道を識別するために使用されます。 DIN/DOUT SD シリアル データ入力/出力ライン。DIN と DOUT が同じ GPIO に設定されている場合、データは内部でループバックされます。
I2S/MCLK
BCLK
- 各データビットを転送するためのタイミングを提供
- サンプリング周波数 * ビット数 * チャンネル数
- 例: 44.1kHz * 16ビット * 2チャンネル=1.4112MHz
DIN
DOUT
I2S/チップ
フォーマット
I2S MSBはWSの1クロック後 LJ (Left Justified) データビットとWSは一致 RJ (Right Justified) データビットはWSの右に揃う TDM 2チャンネル以上必要