最終更新:2012-10-16 (火) 05:00:00 (4210d)  

J2SE 1.4
Top / J2SE 1.4

2002年2月6日リリース

変更点

  • assert キーワード : ある程度、「契約による設計」に基づいたプログラミングが可能となる。JSR 41? で規定された。
  • Perlのような正規表現のライブラリの導入により、文字列データ(テキスト)の高度な処理機能が提供される。(java.util.regex)
  • 連鎖例外機能により、ある例外の原因となった例外を連鎖的に記録できるようになる。
  • NIO (New I/O) : 新しい入出力機能。JSR 51?で規定。(java.nio)
  • ロギング API が標準ライブラリに追加される。JSR 47?で規定。
  • イメージ I/O API : JPEGPNG のようなフォーマットの画像イメージを読み書きするAPI (javax.imageio)
  • JAXP (Java API for XML Processing) による統合された XML プロセサと XSLT プロセサによるXML文書処理機能のライブラリが、標準で提供されるようになった。JSR 5?およびJSR 63?で規定。
  • セキュリティと暗号化の拡張機能を標準ライブラリに統合
    • JCE?(Java Cryptography Extension): Java暗号化拡張機能
    • JSSE?(Java Secure Socket Extension): Javaでセキュアなインターネット通信(TLS/SSL)を実現する機能
    • JAAS?(Java Authentication and Authorization Service): Javaの認証と権限のサービス
  • Java Web Start の導入 : Javaアプリケーションの配備と実行を簡素化する技術。JSR 56?で規定。Java Web Start 自体は2001年3月に J2SE 1.3 向けのバージョンがリリースされていた。